2023/6/8 20:30 追記
CurseForgeより、詳細な報告がでました。
https://support.curseforge.com/en/support/solutions/articles/9000228509-june-2023-infected-mods-detection-tool/
普通のユーザはSCANして引っかかるかチェックする以外に特に行うことはないかと思います。
該当の感染MODファイルがダウンロードされた回数は6000回程度で全ユーザの0.015%だそうです。
つまり感染しているケースは非常に稀です。
一方で新規のMODファイルをダウンロードするのは少し危険な気もします。
1週間ほど動向を伺ったほうが良いという所感です。
とどのつまりは、自己責任ということで
事件の詳細をしりたい方は
この記事ではスキャンがメインなので、
どんな事件だったのかを知りたい方は下記記事(別サイト)をどうぞ
Minecraft Mod/Pluginを対象としたマルウェア“fractureiser”
https://zenn.dev/toliner/articles/19d1b06da5db81
CurseForgeから注意喚起が出ております
簡単に要約すると、
悪意のあるユーザが不正にログインしたため、MODファイルにウィルスが含まれている可能性があるという内容です。
すでに悪意のあるユーザアカウントは削除されましたが、発覚からアカウント削除までにダウンロードされたMODファイルやまだ削除しきれていないファイルが存在する可能性があります。
完全に問題が解決されるまで、MODのダウンロード、マインクラフトの起動を行わないことをお勧めします。
本記事内容の一次情報はCurseForgeのサイトから確認できます。
また最新情報はGithubの記事を確認してください。
汚染が確認されたプロジェクト,MOD
すでに修正されたものの、一時ファイルが汚染されていたMODのリストは以下の通りです。
(判明しているMODだけなので、記載がない場合も安心しない方が良いです。)
Buried Barrels
Sky Villages [Forge/Fabric]
Simply Houses
When Dungeons Arise -Forge/Fabric
Skyblock Core
Prominence [FORGE]
Medieval MC [FORGE] – MMC3
Better MC [FORGE] – BMC3
また以下のプロジェクトは永久に凍結するそうです。
(おそらく悪意のあるユーザが新規に立てたプロジェクト)
Golem Awakening
Phanerozoic Worlds
Autobroadcast
Museum Curator Advanced
Vault Integrations (Bug Fix) *Note – Not the Modpack Vault Integrations
AmazingTitles
dungeonx * Note – Not DungeonZ
HavenElytra
DisplayEntityEditor
The Nexus Event Custom Event
SimpleHarvesting
McBounties
More and Ore advanced
Easy Custom Foods
AntiCommandSpam Bungeecord Support
UltimateLevels
AntiRedstoneCrash
hydrationPlugin
NoVPN
Fragment Permission Plugin
Anti ChatReport
Additional Weapons+
Just Enough Ingots
UVision ENHANCED(server pack only)
UVision Server(server pack only)
UVision LITE (server pack only)
Create: Diesel and Oil Generators
Ultra Swords Mod
Simple Frames
AntiCrashXXL
Skelegram – The Skript Telegram Addon!
自分のPCが感染していないかの確認
あくまで感染確認です。
していた場合はLANケーブル抜いといたほうが良いです。
CurseForgeのツイートを確認する感じだとあと数時間で別の解決方法を提示するようです。
ツイッターなどを確認すると良いでしょう。
0.技術がちょっとある人
Githubの記事を参考に特定のフォルダに該当ファイルがあるか確認してください。
1.CurseForge提供のスキャンツール
2つの調査ツールを使用して確認することが推奨されています。
1つ目はCurseForgeの親会社OverwolfがGitHubで公開割いている調査ツール
https://github.com/overwolf/detection-tool
今回の事件専用に開発されたものです。
このツールでは、感染状態を確認することができるだけであり、
こいつのせいで別ファイルが悪意のあるものに置き換えられていた場合、現在対処法はないです。
なお、調査内容は別にプロジェクトになっています。
ただスキャンするだけなら記事ページの[from here]からダウンロードできます。
こんなファイル名でダウンロードされます。
起動してSCANボタンを押すと確認できます。
2.さらに詳細なスキャンツール
上記のツールは非常に簡素な確認ツールのため、より詳細を確認するために
下記のスキャンツールの使用が推奨されていました。
こちらもOverwolf製です。
https://github.com/overwolf/jar-infection-scanner
ダウンロードだけならサイトの[linked here]をクリック
zipファイルがダウンロードされます。
解凍して、JarInfectionScanner.exeを実行します。
起動したら、BrowseからMinecraftファイル全体が確認できる位置を参照
(通常はC:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\/minecraft)
その後SCANを押します。
残念ながらこの記事は緊急で書いているので、Minecraftが入っているPCではないです。
実際のSCAN画面を載せられなくて申し訳ありません。
3.SCANでひっかかったら
ウィルス付きをダウンロードした人が6000人程度らしいので、
そのうち、この記事にたどり着いて陽性の人がいるかはかなり怪しいですが、
1.該当のファイルを削除
2.使っているブラウザで保存しているパスワードを全て変更
(汚染が確認されたPC以外で行う)
3.PCのクリーンアップ
全部やった方が良いです。
コメント